![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6wjWJnN8Rj99Ad7FIo_rwegyAfFHiN3e917x5nXAracy2SPc-4kLb15gXNzgJHnjzzMDmOm54KL1I7axvltvbkl9X9F4PBGhDVHq1ErRkOQD8j4LY8xtglvW3MZJjVcU9AYVBzLbhxGko/s1600/%25E5%25A4%25A7%25E7%25A4%25BE.gif) |
経路の概略(所要時間、約一時間。途中にトイレはなく、大井地区を過ぎると自販機すらありません。) |
東郷駅北口を出たら、右に向かって坂をだらだらと下りていきます。
(あいにく写真を取り忘れました。そのうち追加します)
坂を下り切ったところにスーパーがありますので、食料などはここで調達しておくとよいでしょう。
消防署の見える方へ、交差点を二つ、橋を一つ渡ると、後は消防署の右の、郵便局の前を通るゆったりとした坂を上がっていきます。
信号などがありますが、角を曲がることなく道なりに進んでください。
この辺は大井地区で、昔は宗像市内奥深くまで入り込んでいた内海に突き出す平たい岬のような場所だったようで、弥生時代からの遺跡がいくつも散在していたということです。
大井地区を過ぎて坂を下りると、こんな感じになっています。
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1.大井地区を抜けたあたり |
正面に見える丘にもいくつもの遺跡が残っています。
右を向くと、弥生時代から古墳時代の重要な資料が多数出土した大井三倉遺跡のある丘が見えています。
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右を見ると遠くに城山が見える。手前右は大井三倉遺跡が出た丘。 |
さて、道を真っ直ぐ進み右にカーブした少し先に、左に入る小さな橋がありますので、そこを渡りましょう。
(なお、この右にカーブするあたりにはバス停があり、東郷駅からバスで来ることが可能です)
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2.橋を渡った先の小道 |
あくまでも小道ですので、地元の方以外が車で通るような道ではありません。
道なりに進むと、急に視界が開けます。
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3.彼方に宗像大社、右手に釣川の土手の上を通る県道がみえる。 |
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ため池が多い。正面の丘の右奥あたりに田島楢原遺跡がある。 |
そのまま、道なりに、ため池の堤の下を回っていきます。
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4.田んぼの中の道。左手の丘の向こう側あたりに田島飛松古墳群がある。 |
道はそのまま、田んぼの中を突っ切る道路につながります。この道は、たまに車が来ますので気をつけてください。
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5.田んぼの中を抜けた後、丘のすそに沿って進む。 |
田んぼの中を抜けると道は丘のすそに沿っていきます。
ここの左の丘の上は、田島鞘ノ上古墳群や田島片脇古墳群が残っており、古墳時代から中世にかけて使われていたとされる片脇城跡も見つかっています。
しばらく歩き、津屋崎方面に抜ける道と交差するところを過ぎると、氏八幡神社があります。
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6.氏八幡神社 |
戦国時代のお家騒動で、屋敷にいるところを襲撃されて母親や侍女たちとともに殺された菊姫を、その騒動の後に宗像を治めることになった氏貞が、祀った神社です。
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氏八幡神社から宗像大社への小道 |
道は氏八幡神社の前を過ぎたあたりでまた細くなりますが、そのまま道なりにすすんで角を右に折れると、宗像大社の裏手に出ます。
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7.宗像大社の裏手。本殿と高宮への参道との間のあたりに出る。 |
左に参道を行けば、本殿です。
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8.辺津宮拝殿 |
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今はもうない神社も含めた近隣の主だった神社の末社が並ぶ。 |
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境内の様子 |
さきほどのところで、右の参道を上がっていくと、高宮です。
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高宮。ここには拝殿などがない。木々に神が降りるとされる。 |
また、直進した場合は、右側に第二宮、第三宮があり、その先の左に神宝館があります。
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右が第二宮で左が第三宮。それぞれ田心姫と湍津姫を祀る。 |
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神宝館。沖ノ島の多数の国宝を展示している。 |
なお、大社の大駐車場の向こうに見えている建物は、海の道むなかた館という、宗像の歴史資料を展示し解説している市営の施設です。
沖ノ島の映像を上映するコーナーやお土産品の販売コーナーもあります。
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海の道むなかた館。入場無料。 |
帰路ですが、宗像大社の表参道を出てすぐに、バス停がありますので、これを利用するのがおすすめです。
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バス時刻表。それなりの本数がある。ただし行き先がいくつかあるので、公式サイトで確認したほうがよい。 |
また、タクシーも常時客待ちをしていますので、こちらを利用してもよいでしょう。料金は東郷駅まで2000円くらいのようです。